NSXグッズコレクション Vol.2
トミカ リミテッドヴィンテージNEOシリーズ
2022/1/5更新(現在6点)
ここではNSXのトミカの中のトミカリミテッドヴィンテージNEOシリーズを紹介しています。 タカラトミーの子会社であるトミーテックが2004年から発売する1/64スケールで統一されたミニカーシリーズが「トミカリミテッドヴィンテージ」です。既存の「トミカリミテッド」とは異なり、「もしもトミカが昭和30年代に誕生していたら」というコンセプトで1950年代から1960年代後期の日本車を新規金型で製品化しています。 乗用車だけでなくトラックやバスも製品化していますが、ドア開閉などのギミックがないディスプレイ専用モデルとした「大人のトミカ」です。 そして、2006年10月から販売を開始したのが、1970年代から1990年代の自動車を製品化した「トミカリミテッドヴィンテージNEO」です。製品は原則として過去にトミカで製品化されなかった、あるいは企画段階で中止となった車種を選択しています。また両ブランドとも途中から輸入車の製品化も行っています。 2021年2月の段階では、2021年7月発売予定の商品まで含めると「トミカリミテッドヴィンテージNEO」だけで567種が公式サイトに掲載されています。 |
43シリーズ | |
トミカプレミアム | |
トミカリミテッドヴィンテージNEO | |
78シリーズ | 120シリーズ |
81シリーズ | その他 |
今村商会(信州オフ)トミカ |
◆全リスト◆
LV-N226a ホンダ NSX(1990年式)赤 \3,740税込(税別\3,400)★ | |
2020年10月8日にLV-N226bの銀とともに受注が開始され、2021年2月13日に発売された。 amazonに注文してあったものは2021年2月15日に届いた。 amazonでの予約価格は2,805円であったが、発売時にはさらに値引きされ、2,692円で購入することができた。 定番78トミカベースの2002年発売の「トミカリミテッド」(1/59)、新規金型の2017年発売の 「トミカプレミアム」(1/60)の流れをくむものであるが、これらと比較すると、2020年以降主流になりつつある1/64というスケールは、かなり小さい 。 このスケールに「トミカプレミアム」並のプロポーションとディテール、さらにドアミラーの追加やリアハッチの開閉ギミックまでを盛り込んでおり、まさに「大人のトミカ」と呼べる仕上がりになっている。 ただし、「トミカプレミアム」の864円ですら高くなったという印象であったのに、その4倍近い、一昔前の1/43ミニカーのような3,740円という高額な価格はさすがに高すぎる印象がある。 同スケールのTSMのMINI-GTが1,699〜2,200円、ホビージャパンの商品が2,970円であることを考えると、開閉ギミックがあるとはいえコスパの悪さを感じる。 イグニッションモデルの商品は、ギミックもないのにさらに高額な4,070円となっているが、付属する豪華な台座とクリアケース、ミニカー本体のクオリティの高さを考えれば納得であろう。 それでも2006年の発売以来、2021年2月段階で541種も発売されているのを見れば、トミーテックのマーケティングの正しさが証明されたと言える。同社が販売している「チョロQ ZERO」も272種と健闘しているが、こちらはあまりヒットしている印象はない。 ちなみに重量は、リミテッドが40g、ハイディテールの割にややプラスチッキーさを感じるリミテッドが34gだったのに対し、ヴィンテージは、その小さなボディにもかかわらず38gもの重さがあり、高い質感を感じさせるのに一役買っている。 リアガラスとエンジンカバー(メンテナンスリッド)を開閉するためのプラスチック製の工具が付属しているが、ビニール袋を破らないと取り出せないので、爪楊枝で代用すればよい。 |
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LV-N226b ホンダ NSX(1990年式) 銀 \3,740税込(税別\3,400)★ | |
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2020年10月8日にLV-N226aの
赤とともに受注が開始され、2021年2月13日に発売された。 ガンメタっぽいカイザーシルバーメタリックではなく、素材のアルミをイメージして設定されたセブリングシルバーメタリックを再現したもので あるが、チープミニカーにありがちな粗めのラメ(金属粒子)がちょっと気になる。 |
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LV-N288a ホンダ NSX タイプS・Zero(1997年式) オレンジ \3,740税込(税別\3,400)★ | |
2021年3月12日発売。 先に発売されているLV-N226a/bが1990年9月14日発売のT型を再現しているのに対し、こちらは1997年2月7日発売のU型をモデル化している。基本的な外観はT型のまま、C32B型と呼ばれる3.2リッターエンジンを搭載し、マニュアルトランスミッションが6速化されたのがU型である。 ちなみに固定式ヘッドライトが装着され外観が変わるビッグマイチェンが行われたのは2001年12月14日発売となったW型。 1999年9月24日発売の平成24年排出ガス規制適合のホンダLEV仕様となったマイナーチェンジモデルがV型であるが、この1999年のマイチェンをカウントせず、2001年のビッグマイチェンモデルをV型と呼ぶ場合もある。私も最近までそういう認識であった。 U型登場時に新しく設定されたのが、機能をより高め45kgの軽量化を行ったタイプSと、そこからさらに51kgの軽量化を図ったタイプS・Zeroである。このS・Zeroは、W型になったときにタイプRが復活したため消滅している。 今回のトミカはタイプS・Zeroを再現したモデルのため、ホイールもタイプS専用デザインのBBSホイールに変更されている。 タイプRより希少価値があるタイプS・Zeroのモデル化は嬉しいチョイスである。 このオレンジの正式名称はイモラオレンジパール。このカラーはU型のイメージカラーであった。 同時発売のLV-288bのグリーンの正式名称はライムグリーンメタリックである。 |
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LV-N288b ホンダ NSX タイプS・Zero(1997年式) グリーン \3,740税込(税別\3,400)★ | |
2021年3月12日発売。 グリーンの正式名称はライムグリーンメタリック。U型登場時にイモラオレンジパールとともに設定された新色だが、実際に販売された数はごく僅かと思われる。 初代NSXには、このライムグリーンメタリックのほかにも、1991年3月登場のシャーロットグリーンパールや1998年3月登場のホッケンハイムグリーンパール、さらに実車は未確認ながらエストリルターコイズパールなどのグリーン系があったのだが、2代目のNC1にはまったく存在していない。 やはり、人気のないカラーなのだろう。英国車では定番カラーだが、ビートに設定されていたアズテックグリーンパール(バージョンF)やエバーグレイドグリーンメタリック(バージョンZ)には違和感を感じていた。 S660のアクティブグリーンパールもビート・バージョンFのオマージュっぽいが売れているのだろうか。 CR-Xデルソルやドマーニ、エレメントなど、グリーンのイメージが強いホンダ車もあるにはあるのだが…。 |
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LV-N247a ホンダ NSX-R(1995年式) イエロー \3,740税込(税別\3,400)★ | |
2021年7月8日に受注が開始され、2021年12月11日に発売された。 同時発売のパトカー仕様(タイプRではなく年式も未記載)も含め、2021年12月24日より「ホンダ公式ウェア&グッズ」サイトでの販売も開始されている。 このシリーズではすでに4種のNSXが発売されているが、2種は1990年の最初期型で、あとの2種は1997年式のタイプSなので、意外にもタイプRは初のモデル化。 |
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LV-N248a ホンダ NSX パトロールカー( 栃木県警察) \3,740税込(税別\3,400)★ | |
2021年7月8日に受注が開始され、2021年12月11日に発売された。 同時発売の247aと異なりNSX-R仕様ではないのは、実在の栃木県警察仕様をきちんと再現しようとしていて好感が持てる。 ただし、これまでのシリーズには必ず入っていた年式の記載はない。 事故で全損になったという噂の1992年式と、その代わりに続けてホンダから寄贈されて今もイベント等で現役の1999年式のどちらかだが、1992年式では見られなかった「POLICE」のロゴがドアに入っているので、おそらく後者と思われる。 リアハッチ開閉のためのプラ製の工具と共に、前面警光灯が別パーツで付属する(接着剤が必要)。 |
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★〜★★★はレア度。