NSXグッズコレクション番外編

「マンガに登場するNSX」

2019/5/7更新


2012年1月発売「頭文字D」44巻表紙

 イブラリーのコーナーを見ていただければお分かりになるように、車関係以外に読書も趣味にしています。読書といってもミステリー小説とマンガがほとんどなのですが、ここではマンガに登場するNSXを紹介させていただきたいと思います。ちなみに、これらのマンガを収録した単行本はコレクションにはカウントしていません。

 

タイトル 作者名 発表年月 詳細
頭文字D しげの秀一 2011年4月
単行本43巻
〈2011年7月発売〉収録
主人公は、高校生ながら車(トヨタAE86)を運転し実家の豆腐店の配達を手伝う藤原拓海。だが、父からの指導と日々の経験によって卓越した技術を身につけた拓海は、公道バトルの世界に魅せられ、数々の戦いを通してさらに腕を磨き、超一流の走り屋に成長していく。関東最速を目指すチーム「プロジェクトD」のエースドライバーとなった拓海は、神奈川エリア最終戦で神奈川最強チーム「サイドワインダー」に挑む。もう1人の「プロジェクトD」のエースドライバー・高橋啓介のFD3Sの相手となったのが、北条豪の駆る赤いNSX。NSX-Rではなく初期型クーペのフルチューン仕様。44巻の表紙にカラーで登場。
モデナの剣 池沢さとし
(現:池沢早人師)
単行本6巻
〈1991年4月発売〉収録
1970年代後半に一世を風靡した「サーキットの狼」の続編。主人公は、モータージャーナリスト兼レーシングドライバーとして活躍する剣・フェラーリ。剣は愛車のディーノで、ファッションデザイナーとしてファッションブランド「神風」を率いる前作の主人公・風吹裕矢のNSXに挑むが敗れる。NSXのプレス試乗会で自らもNSXをドライブし、そのポテンシャルを把握した剣は、富豪の五堤から借りた348tbで裕矢にリベンジを挑む。裕矢のNSXは初期型の白で、彼はNSXの開発ドライバーの一人という設定になっている。彼のマシンは6巻の表紙にも登場しているが、NSX自体は5巻の表紙に初登場している(画像右)。
オーバーレブ! 山口かつみ 単行本11巻
〈1999年12月発売〉収録
陸上部で将来を期待されながらアキレス腱断裂によってインターハイ出場の夢を絶たれた女子高生・志濃涼子が主人公。途方に暮れる涼子だったが、ある日桑原峠でドリフトするS13シルビアとそれを操る女性ドライバーに魅せられ、AW11MR2を手に入れ、仲間を増やしながら走る喜びを取り戻していく。7巻で偶然出会った高校時代の同級生で実家が農家の大地主である田主丸勇治が、幼馴染みの武内徹のシティを馬鹿にしたことから、徹は勇治にバトルを申し込む。BMW E36M3の実力を出し切れずバトルに敗れた勇治は、11巻のドリフトコンテスト会場にBMWと同じ黄色のNSXで涼子の前に再び現れるが、12巻で大破。なお、25、26巻では、珍しいビートの峠バトルを見ることができる。
ゴルゴ13 さいとうたかを 1992年1月
単行本98巻
〈1996年4月発売〉収録
車漫画ではない、番外編中の番外編。主人公は世界最強のスナイパー・ゴルゴ13ことデューク東郷(これも本名ではない)。世界を股に掛けて活動する彼は、特定の愛車を持たないが、いかなるトラブルがあろうとも仕事の時間を守り、仕事の後、迅速確実に逃走できるよう、フェラーリをはじめとした高性能な車を現地調達することが多い。NSXが登場するのも時間の問題かと思われたが、304話「シベリアの汽笛」にて、日本の地下駐車場でゴルゴの運転シーンがついに描かれた。
MF GHOST しげの秀一 単行本5巻
〈2019年5月発売〉収録
2019年5月7日発売の5巻66ページ(第50話の最終ページ)に新型NSXが初登場。前園和宏のマシンで、公道レースイベントMFGにて、前年度ハイブリッドシステムを撤去したNSXで参戦したが成果が出せなかったため、今年度の第1戦ではシビックタイプR(FK8)に乗り換えるも最下位に終わる。第2戦から再度NSXで挑み、予選初日をトップタイムで飾るという展開。ただのNSXではなく、市販もされていないNSXコンセプトという謎設定だが、こういう媒体でも活躍してくれるのは嬉しい限り。このコーナー7年ぶりの新ネタに。

トップページに戻る